出版社内容情報
子どもたちが悩んでいるのは病気や症状ではない。思春期外来で漏らす言葉から見える、誰にも打ち明けられなかった本当の困りごと。
内容説明
「根拠もないのに、君ならできる、なんていわないで」苦しんでいる子どもたちが漏らすありのままの言葉に耳を傾ける。精神科医が心に刻んだ思春期のつぶやき。
目次
1 つらさを抱えていても成長できる
2 生きのびるための知恵
3 偶然の力と子どもたちの気づき
4 大人にない発想
5 お父さん、お母さん、私をもっと見て
6 一生懸命な母親の落とし穴
7 学校をめぐって
8 趣味があること
9 恋愛は大変だ
10 子どもたちの言葉のひらめき
著者等紹介
武井明[タケイアキラ]
市立旭川病院精神科診療部長。1960年北海道倶知安町生まれ。旭川医科大学大学院修了。同大学保健管理センター講師を経て、現職。医学博士。2009年、日本箱庭療法学会河合隼雄賞受賞。専門は臨床精神医学全般であるが、とくに思春期の子どもたちの診療に力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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