知的障碍をもつ人への心理療法―関係性のなかに立ち現れる“わたし”

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知的障碍をもつ人への心理療法―関係性のなかに立ち現れる“わたし”

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  • サイズ A5判/ページ数 243p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535563704
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

出版社内容情報

知的障碍をもつ人たちを惑いながらわかっていこうとするその先にこそ、知的障碍をもつ人たちの思いに気づく瞬間がある。

はじめに

第1部 知的障碍における"わたし"
第1章 これまでの研究から
 第1節 知的障碍とは:発達障碍概念から捉える
 第2節 関係性のなかの"わたし"と心理療法
 第3節 発達障碍における"わたし"の問題と心理療法

第2章 関係性のなかの"わたし"の出会い
 第1節 何をどのように明らかにするか
 第2節 明らかになったこと

第3章 知的障碍における関係性のなかの"わたし"
 第1節 参照枠として:自閉症スペクトラムにおける"わたし"
 第2節 知的障碍における"わたし"
 第3節 "わたし"を捉える基本的観点


第2部 "わたし"が立ち現れる心理療法の実際
第4章 心理療法の実際:自律的な"わたし"が屹立する
 第1節 問題と目的
 第2節 事例の概要と心理療法の構造
 第3節 心理療法の経過と考察
 第4節 まとめ:アクチュアリティに開かれた態度の意味

第5章 心理療法の実際:母子それぞれの"わたし"を支え育む
 第1節 問題と目的
 第2節 事例の概要と心理療法の構造
 第3節 心理療法の経過と考察
 第4節 まとめ:ホールディングの機能

第6章 心理療法の実際:仲間とのあいだで"わたし"が立ち現れる 
 第1節 問題と目的
 第2節 方法
 第3節 結果
 第4節 まとめ

第7章 心理療法の実際:もろい"わたし"を多層的に抱える
 第1節 問題と目的
 第2節 基礎情報
 第3節 支援経過と考察
 第4節 まとめ:連携における多層的ホールディングの構成

第8章 知的障碍をもつ人の"わたし"が立ち現れる心理療法
 第1節 知的障碍をもつ人への心理療法のプロセス
 第2節 心理療法の展開
 第3節 結語:知的障碍をもつ人への心理療法の意義

おわりに

中島由宇[ナカシマ ユウ]
著・文・その他

目次

第1部 知的障碍における“わたし”(これまでの研究から;関係性のなかの“わたし”の出会い;知的障碍における関係性のなかの“わたし”)
第2部 “わたし”が立ち現れる心理療法の実際(自律的な“わたし”が屹立する(心理療法の実際1)
母子それぞれの“わたし”を支え育む(心理療法の実際2)
仲間とのあいだで“わたし”が立ち現れる(心理療法の実際3)
もろい“わたし”を多層的に抱える(心理療法の実際4)
知的障碍をもつ人の“わたし”が立ち現れる心理療法)

著者等紹介

中島由宇[ナカシマユウ]
東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。学習院大学博士(臨床心理学)。精神科病院勤務などを経て、東海大学文化社会学部心理・社会学科特任講師。臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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つなぐ

3
わたしとあなたという言葉の使い方が著者独特です。あなたがいるからわたしが形成されていく、そういう問題を哲学的にならずにうまく扱っています。自閉症スペクトラムはわたしからあなたへの関係性が薄れていく障害だとすると、類推としては知的障害はあなたが強くなり私が薄れていく障害だと考えられるという著者の分析が新鮮でした。知的障害の人は生きる術としてあなたに合わせる事でわたしを主張する事が下手である可能性があるのですね。知的障害の人が時々爆発して暴力等の行動化がみられるのも、彼らのわたしの未成熟さなのかもしれません2018/09/16

tu-ta

0
たこの木で著者が話すイベントの前日、読了。発行が2018年。その後、著者は三井さよさんや「たこの木クラブ」と出会う。おそらく、彼らと出会う後にこの本が書かれていたら、内容は相当に変わっていたのではないか、と。とりわけ行動障害のあるDさんの事例を読んで感じた。 ちなみに、この本の著者が書いた紹介的な文章の感想とたこの木クラブのイベントの紹介はは以下。 https://tu-ta.seesaa.net/article/515119527.html ここに「障碍」とか「障碍をもつ」という表記への違和感も。 2025/05/31

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