出版社内容情報
出口のない困難を抱えた家族の苦境を「逆転」するために。全ての対人援助職に向けて、家族療法を活用した様々な現場の実践を紹介。
内容説明
家族面接―それは、困難状況で家族の本来のチカラを引き出す工夫。心理臨床、教育、医療、さまざまな現場の第一線で活躍する専門家の知恵が1冊に集結!
目次
家族のチカラを援助に活かす理論と実践
「やる気のない生徒」がやる気にさせてくれる!?―大学受験予備校現場での逆転
トラウマ治療での逆転に向けて
医療現場での逆転に向けて―皮膚科編
教育現場での逆転に向けて
スクールカウンセリングでの逆転に向けて
家族のチカラが「心身症」を治す
私設相談臨床での逆転に向けて
精神科領域での逆転に向けて
チームのチカラが動かすものとは!?―総合病院での逆転に向けて
発達臨床での逆転に向けて
家族カウンセリングでの逆転に向けて―家族のチカラを引き出すコツ
著者等紹介
坂本真佐哉[サカモトマサヤ]
神戸松蔭女子学院大学人間科学部心理学科教授。臨床心理士。日本家族研究・家族療法学会認定スーパーヴァイザー。琉球大学法文学部社会学科心理学専攻卒業。民間病院や大学病院、スクールカウンセラーなどを経て、2001年現所属准教授、2009年より現職。2007年度にはワイカト大学(ニュージーランド)の客員研究員としてナラティヴ・セラピーについて学んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。