今日から始まるナラティヴ・セラピー―希望をひらく対人援助

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今日から始まるナラティヴ・セラピー―希望をひらく対人援助

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535563476
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

出版社内容情報

子どもの不登校から健康問題まで。「問題」のかげに隠れた希望のプロットに光を当て、新たなストーリーを紡ぐ会話の世界にようこそ。

内容説明

ナラティヴ・セラピーの一番易しい(優しい)本。

目次

プロローグ 対人援助の六タイプ!?
第1章 人生は物語…なのか?
第2章 問題と人を切り離す!?―問題の外在化とは、外在化する会話とは
第3章 社会構成主義心理療法の発展とナラティヴ・セラピー
第4章 回復のストーリーを紡ぐ会話―相手の希望に光を当てる
第5章 不登校・ひきこもりに悩む家族との会話―コミュニケーションの回復に向けて
第6章 健康問題と「外在化する会話」
第7章 ナラティヴな会話を広げるコツ
第8章 ナラティヴな会話の実践に向けた練習あれこれ
第9章 会話のパッケージとしてのナラティヴ・セラピー
エピローグ 社会構成主義は世界を救う、のか!?

著者等紹介

坂本真佐哉[サカモトマサヤ]
神戸松蔭女子学院大学人間科学部心理学科教授。臨床心理士。公認心理師。日本家族療法学会認定スーパーヴァイザー。琉球大学法文学部社会学科心理学専攻卒業。九州大学心療内科での研修、小郡まきはら病院や大分医科大学(現、大分大学医学部)での勤務を経て、2001年より現所属、2009年より現職。スクールカウンセリングやひきこもり支援なども実践している。2007年度の1年間はワイカト大学(ニュージーランド)の客員研究員としてナラティヴ・セラピーについて学んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りょうみや

14
ナラティブ・セラピーの本は初。専門的な対人援助のためだけでなく一般人が日常のコミュニケーションでも前提としたい考え方。唯一の正しい見方などない。その人が好む頭の中での物語を構成する手助けをする。「社会構成主義」というのは社会学や教育学の一部でも出てくる概念で馴染みはあったのだけど、カウンセリングの分野で使用されていたのを初めて知る。社会学の考えを日常に活かすことを考えていたので、まさにこれだと思えた。2020/09/25

空白少女

2
ナラティヴ・セラピーについて勉強したく手に取った。どういった心理療法なのかの解説、事例、ソリューション・フォーカスト・アプローチやリフレクティングといった家族療法の用語解説など充実した内容だった。社会構成主義から派生した心理療法ということもあり、問題を問題として捉えるために外在化するプロセスを経ることが特徴的だと感じた。このようなスタンスは、日常生活にも応用できるかもしれない。文体も読みやすいものなので、心理学を学んでいない人にもおすすめできる。2022/05/29

ウリエル

2
人からの薦めで読んだ本。ナラティブセラピーは、問題はその人の内部にあるのではなく、外側にあると考える。例えば、不登校の子は、その子の怠けや弱さなどで不登校になっているのではないということらしい。その保護者に対しても同様である。つまり、「問題を抱えている人」であって、「その人が問題」なのではないということと解釈した。その考え方は心理学がどうのこうのではなく、普段人と接するなかでも念頭に置いておきたいことだ。2019/09/01

ぬぐみ

1
読み易く、面白かった。SSAとの共通点も多いように感じた。自分の人生の運転席に座る感覚とても大切。「針にかかった魚がぐるぐる旋回する様子は、事情のわからない周りの魚には奇妙に見えることだろう。しかし、魚が跳ね回ること自体が苦悩なのではなく、その行動は魚が苦悩から抜け出そうとする努力の結果なのである。そして、漁師は皆、魚がうまく逃れることもあるのを知っているのだ」というカール·メニンガーの言葉も印象深かった。2022/02/01

ミドリムシ

0
環境のコード、つまり各々にインストールされた「当たり前」が、問題を彼らの内側に見出し、彼らもその周りの人も「彼ら自身」を責めることになる。 その状況を脱するために、セラピストは「知らない姿勢」で各々の文化を理解しようとつとめ、「当たり前」を当たり前じゃないと示唆する。問題を外在化し、別のストーリーの可能性に光を当てる。 オープンダイアローグや千葉雅也の「勉強の哲学」にも通じる滋味深い内容であった。2022/05/02

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