公教育をイチから考えよう

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公教育をイチから考えよう

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535563452
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C3037

出版社内容情報

硬直した一斉授業、受験のための学習…学校は本来そういう場所ではありません!世界の教育事情、そして教育哲学の視点からの提言。

第1章 公教育ってなんだ
 1 これでも公教育?(リヒテルズ)
 2 そもそも公教育は何のため?(苫野)

第2章 

リヒテルズ直子[リヒテルズ ナオコ]
教育研究家、日本イエナプラン教育協会特別顧問

苫野一徳[トマノ イットク]
熊本大学教育学部准教授

内容説明

「勉強は楽しくない」なんてウソだ!日本の学校にホンモノの学びを。

目次

第1章 公教育ってなんだ(これでも公教育?;そもそも公教育は何のため?)
第2章 個の違いを認める―画一一斉授業からの脱却(オランダの教育はいま;学びの「個別化・協同化・プロジェクト化」の“融合”)
第3章 ホンモノの世界の中で問い、学ぶ(グローバル時代の教育ヴィジョン―「正解を覚える」から「学ぶことを学ぶ」へ;学びの「プロジェクト化」と哲学授業)
第4章 明日の公教育に向けて

著者等紹介

リヒテルズ直子[リヒテルズナオコ]
1955年下関に生まれ福岡に育つ。九州大学大学院博士課程修了。専攻は比較教育学・社会学。1981~96年マレーシア、ケニア、コスタリカ、ボリビアに居住後、96年よりオランダに在住。翻訳、通訳、執筆業の傍ら、オランダの教育および社会事情に関する調査、著述、科研費共同研究などを行う。また日本各地で講演活動、オランダ人研究者や専門家を伴ってのシンポジウム等のコーディネートを行うほか、オランダにおいては各種団体の視察企画に協力、日本人向け教育研修も企画・実施している。グローバル・シチズンシップ・アドバイス&リサーチ社代表、日本イエナプラン教育協会特別顧問(設立時代表)

苫野一徳[トマノイットク]
1980年生まれ。早稲田大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。専攻は哲学・教育学。早稲田大学教育・総合科学学術院助手、日本学術振興会特別研究員(PD)などを経て、熊本大学教育学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コージー

50
★★★★☆「公教育を考え直す」ということを目的とした本。最先端を突き進むオランダ教育と対比し、日本の進むべき道を提示する。画一的一斉授業から、子どもが主体的に関わる学びへ。そのためにも、私自身が意識を変えなければ。【印象的な言葉】①子どもたちは、「習う」時にだけ学んでいるのではなく、人に「教える」時にこそ学んでいる。②皮肉なことに、生徒たちのアクティブ・ラーニングを殺してしまうのは、教壇に立って生徒たちに向かって一所懸命アクティブに「教えよう」と語り続ける教師そのものである。2018/03/14

レモン

19
オランダの教育はとても進んでるんだな、と感心するが、オランダも最初からすごかった訳でもないし、日本もできるところから日本に合う部分を模索して取り入れていってほしい。サークル対話など良い取り組みだと思う。現場の教師がやりやすいようにはもちろんだが、とにもかくにも教育にもっと予算をつけるべき。内容は素敵だが、少し読みにくかった。2021/11/04

sosking

9
「生きる力の育成」が文科省から打ち出されたとき、ある小学校の校長が、これは具体的にどんな学力を児童に育成させるのかを、その小学校の教員間で明確にするところから議論していく必要があると言っていた。教育の目標は、この様なこと。巷の塾などは、テストで点を取らせることが目標。確かに入試などがあるので、点を取らせることは大切かも知れない。ただ、社会に出れば他者と協働して、答えがない事について解決策を考えることが必要では? 自分で知識をどう調べ使いこなすかが、個人の能力として重要な時代になってきていると思います。2020/08/16

春色

9
教育の本質とはなにか、という問いなしに各自の教育観をぶつけ合っているだけの論争も確かにあるなぁと思いました。ビジョンを共有しなければ、ゴールが違うということで、それならどの道を行くのかという話はまとまらないのも無理はありません。オランダのイエナプラン教育やプロジェクト型の授業、てつがく授業等たくさんの実践例やその根底にある考えを知ることができ、みんなが幸せに暮らせる社会を作る教育とはなにかというヒントを得た気がします。2017/02/28

ぴすけ

8
オランダで実践されている教育理論との比較や哲学的な観点からのアプローチ等、多面的に教育について考え直す本。他国の成功例の“ガワ”だけを模倣するのは本末転倒で、一人ひとりの大人が本質を理解し、子どもの学ぶ権利の保障に向けて模索を続けることが不可欠。日本においては慣習上の問題点を制度で抜本的に解消していく方向の改革が特に必要と感じた。2016年の出版だが、オンラインと通学型授業、双方を用いた将来的なヴィジョンについても触れられておりタイムリーな1冊になった。2020/05/29

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