発達障害と感覚・知覚の世界

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発達障害と感覚・知覚の世界

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535563100
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C3011

内容説明

「発達障害とは何か」「精神現象とは何か」「人間関係や世界はどう体験されているのか」…自閉症と呼ばれる子どもたち(人びと)の示す感覚世界の不思議さ、豊かさの謎にせまる。

目次

第1章 感覚・知覚とは何か―フッサール知覚論から(知覚とは「共有現実を与えるもの」;フッサールと現象学 ほか)
第2章 発達障害における感覚・知覚の世界(自閉症の子どもたちの感覚と知覚;赤ちゃんが始める二つの大仕事 ほか)
第3章 原初的知覚世界と関係発達の基盤(二十数年前のある出逢い;「もの」と「ひと」が貼り付いて受けとめられている ほか)
第4章 原初的知覚世界と関係発達臨床の実際(面接過程で見られる屈折した「甘え」;「甘えのアンビヴァレンス」をいかにして捉えるか ほか)
第5章 「かりいほ」の支援論―「安心」の獲得と体験世界(感覚・知覚世界)の変容(「かりいほ」について;「かりいほ」で生活をする人たち ほか)

著者等紹介

佐藤幹夫[サトウミキオ]
1953年秋田県生まれ。21年間養護学校(現・特別支援学校)教員を務め、2001年よりフリージャーナリスト、フリー編集者として活動。現在、「人間と発達を考える会」や批評誌『飢餓陣営』を主宰し、「更生保護法人同歩会」評議員、「自立支援センターふるさとの会」相談室顧問などを務める

西研[ニシケン]
東京医科大学哲学教室教授

滝川一廣[タキカワカズヒロ]
学習院大学文学部教授

小林隆児[コバヤシリュウジ]
西南学院大学人間科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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cochon_voyage

2
知りたいことはここにある!2018/07/04

シチミ

1
滝川先生のパートを再読。感覚・知覚に焦点を当てた、発達障害の理解の仕方について。改めて参考になった。滝川先生の話の進め方として。まず、「認識の精神発達」と「関係(社会性)の精神発達」の軸で見ていく。関係の精神発達に遅れがある人が発達障害(自閉傾向)という整理の仕方。そして乳幼児期の発達の流れの解説がわかりやすい。感覚の共有、情動の共有、関心の共有、行為の共有(模倣)、このあたりの共有感でつまづきやすいのが発達障害のあり方。これらの共有感の発達が、言語の共有にもつながる。共有感の持てなさは不安にもつながる。2021/01/06

Tanaka Shinji

1
「感覚・知覚とはなにか」という哲学的な問題(フッサールの現象学)から、感覚と発達障害がいかに結びついているか、そして具体的なケアの方法という流れで発達障害を論じている本。序盤の哲学の話から発達障害に繋がる部分の説明が若干弱いと思ったが、それは別の本でもうちょい理解すればいいんですかねこれは。根本的な問題から論じているので、後半の説得力が高いと思った。発達障害はそもそも人と人との関係に問題が始まっており、そこに注目せず一方的に被支援者の能力の障害に集中するのは良い問題解決方法ではない、という話が面白かった。2015/03/03

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