内容説明
「失われた社会図式」「延長する幼児期」などのキーワードを駆使しながら、気鋭の精神科医が、若者たちの不思議な、揺れ動く心性を読み解く。
目次
第1部 変わりゆく新たな世代(物語を失った若者たち;生き方がわからない若者たち;原因は親子関係にあるのか?;「自分化」と「物語化」)
第2部 新たな世代の心理・病理(「社会図式」の構造と形成過程;「社会図式」喪失・混乱のさまざまな現象;前頭葉機能と思春期の病理)
第3部 変わりゆく新たな世代へのアプローチ(新たな世代のこころへのアプローチ;新たな若者たちの生き方)
著者等紹介
鍋田恭孝[ナベタヤスタカ]
愛知県生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。同精神神経科入局。同助手、同講師、宇都宮大学保健管理センター講師、防衛医科大学校精神科講師などを歴任。立教大学現代心理学部教授。青山渋谷メディカルクリニック院長、NPO法人青山心理グローイングスペース理事長、青山心理臨床教育センター代表世話人。慶應義塾大学精神神経科講師(兼任)。医学博士。臨床心理士。日本精神神経学会認定専門医。欧州共同サイコセラピスト。各大学病院にて、思春期専門外来、心身症専門外来、うつ病専門外来を担当。神経症・うつ病・ひきこもり・心身症などの治療・研究および思春期臨床において、わが国をリードする精神科医の1人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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