パーソナリティ障害とむきあう―社会・文化現象と精神科臨床

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  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535562479
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C3047

出版社内容情報

事件や映画、文学作品からパーソナリティ障害の特性を探り、同時に治療へとつなげる。パーソナリティ障害の第一人者による臨床論。

内容説明

パーソナリティ障害という「きわどい領域」に臨床家はどうむきあうか。

目次

リストカットをどうみるか―映画『ファザーレス』に描かれた回復過程
解離状態にどうかかわるか
自己愛にどのような態度をとるか―ジャン=ジャック・ルソーの生涯
罪悪感を抱くということ―永山則夫の「反省しない」という決意
治療者に対する恋愛感情・ストーキング―恋愛についての問題1
治療者の側で抱く恋愛感情―恋愛についての問題2
『嵐が丘』から読む愛のかたち―恋愛についての問題3
身体接触欲求について
患者の目から見た精神科医療―境界性パーソナリティ患者の著作から
境界性パーソナリティ障害の自己治癒援助―さまざまな自己学習治療法
問題行動への家族の対応―『積木くずし』から学ぶ
問題行動と危機管理
パーソナリティとは社会化された「わたし」である
『キャッチャー・イン・ザ・ライ』と『仮面の告白』時代の「わたし」

著者等紹介

林直樹[ハヤシナオキ]
1955年東京生まれ。1980年東京大学医学部卒業。東京大学附属病院分院神経科、都立松沢病院精神科、東京都精神医学総合研究所勤務を経て、現在、都立松沢病院精神科部長、東京医科歯科大学医学部臨床教授、東京大学教育学部客員教授、東京都精神医学総合研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mt_punt

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『積み木崩し』について、当時は語られなかった真実、後日談含めての評価を興味深く読んだ。危機管理の章も役に立ったと思う。さすが東大医学部に合格してるから??あまねく注意が行き届いて的を射た要約と記述と思った。2009/07/12

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