カウンセリング方法序説

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  • サイズ B6判/ページ数 227p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535562455
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

内容説明

現場のカウンセラーに必要なのはカウンセリングが「わかる」ことではなく、カウンセリングが「できる」こと。カンタンなようでムズカシイ、ごくフツーの、「あたりまえ」のカウンセリング…。

目次

カウンセリングとはあたりまえのことをすること
カウンセリングとはサービス業である
カウンセリングの威力―事例からロールテイキングを学ぶ
人を笑わせる“芸人”になるために
臨床に対抗するために
神は細部に宿る
身体としての言葉―言葉はいかにして届くのか
カウンセリングとは問うことである
ケースの見方、仮説の立て方
臨床的リアリティについて
カウンセラーの言葉
言葉を磨くトレーニング
言葉の力を積極的に生かす
「一本!」をとる面接―「わかる」から「できる」へ
解決についての考察

著者等紹介

菅野泰蔵[スガノタイゾウ]
1953年東京生まれ。臨床心理士。大学、クリニックまでの心理士を経て、カウンセリングを社会に定着させるべく、1996年、東京カウンセリングセンターを設立。現在、同センター所長。産業、医療、教育などで幅広く活躍し、趣味の競馬にも著作があるなど、日本でもっとも多忙で異色の心理カウンセラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たらこ

3
「わかる」でなく「できる」を目的に。自分の発声の仕方を意識したことはなかった。気をつけよう。2015/10/25

ぽんぽこ

2
実際の症例(しかも著者の体験談・失敗談)から実践的に学べる良書。私はクライエント側の人間ですが、自分の気持ちをコントロールする手法としても十分応用できそうでした。特に擬人化セラピー。自分の中の他の自分(得てしてそういう自分は困ったちゃんである)に名前をつけることで客観視できるというもの。アンガーマネジメントの一環としても十分使えそうです。2023/06/24

ぴーまん

2
実際の症例での対話の1フレーズごとに詳細な振り返りがついていて、カウンセラーはこんなことを考えているのかと興味深かった。実際のカウンセリングを見学したくなった。中井久夫の本に、(うろ覚えだけど)ベテランの精神科医は「ほう」の言い方だけでも何通りも使い分けると書いてあったのを思い出した。 救急外来で忙しく働いていると、クローズドクエスチョンを重ねて必要な情報をいかに早く聴取するかという点ばかりに気を取られてしまう。対話そのものに注目する視点はもっと持つべきだなと思わされた。2022/02/21

ハゼラン

0
クライエントの立場・要望を全て取り込んで(ロールテイキング)対処していくことがカウンセリングの基本である。また相手の問題を理解することでなく困難に思っている状況をを具体的・現実的に解決することこそが求められることだと。クライエントの立場とすればその通りだろう。ただ読み進んでいっても話が結局そこに戻りもういいかなと思ってしまった。あまり好きでないようだ。2013/04/16

klopfer

0
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