描画療法から観たこころの世界―統合失調症の事例を中心に

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 203p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535562110
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

内容説明

心理療法に描画をどのように活用するか、豊富な事例をもとに、学ぶべき多くのことを論じている。統合失調症の心理療法についての示唆も多く、実際的に役立つ書物である。

目次

1 描画療法の考え方(描画療法の歴史的観点から;心理臨床における「描画」の位置づけ;描画を通しての治癒像、治療への効果―シンボルの観点から)
2 事例にみる描画の解釈(風景構成法と分裂病(統合失調症)―風景構成法における分裂病(統合失調症)の特徴と治療への効果
風景構成法の応用―それぞれの症例を通して
樹木画)

著者等紹介

角野善宏[カドノヨシヒロ]
1959年、大阪府生まれ。1986年、愛媛大学医学部卒業。精神科医(医学博士)、臨床心理士。1990~93年、チューリッヒ・ユング研究所に留学、ユング派分析家の資格取得。1987~90年と1993~2000年、医療法人樹光会大村病院勤務。現在、京都大学大学院教育学研究科附属臨床教育実践研究センター助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。