出版社内容情報
《内容》 夢分析とともに心理療法の有力なツール、描画療法。それは、検査法として以上に治療法としても有効だ。その基礎知識から実践的手法を百点近い描画を使ってコンパクトに解説。キューブラ・ロスが絶賛した伝説的な手引書の完訳。
《目次》
はじめに/エリザベス・キューブラー-ロス
第1章 無意識の表現としての絵
第2章 前提――芸術療法の「根拠」
第3章 絵を集める――私のアプローチと手順
第4章 絵を理解するための注目点――診断と治療の手引き
第5章 アドバイスと注意事項
第6章 事例研究
内容説明
本書は、絵が治療にはたす役割を中心に解説している。絵の語る秘密が、治療や癒しの場面で臨床家にいかに多くの示唆を与えるか、についても明らかにした。
目次
第1章 無意識の表現としての絵
第2章 前提―芸術療法の「根拠」
第3章 絵を集める―私のアプローチと手順
第4章 絵を理解するための注目点―診断と治療の手引き
第5章 アドバイスと注意事項
第6章 事例研究
著者等紹介
ファース,グレッグ・M.[ファース,グレッグM.][Furth,Gregg M.]
1944年アメリカ合衆国に生まれる。ジャマイカにあるウェイト・ア・ビットと呼ばれる小さな村でのボランティア活動がきっかけで、心理療法の仕事を始めた。それ以前、教師をしていた。平和部隊でのボランティア活動に参加したことがきっかけで、カウンセリングの勉強をオハイオ州立大学の大学院で始める。死期の迫った患者の心理療法を専攻し、そして、エリザベス・キュブラー‐ロスやロンドンのスーザン・バッハに出逢い、「死にゆく人たちのこころのケア」という方向性が定まった。博士号取得後は、カリフォルニア州立大学とジョン・F・ケネディ大学で教鞭を執っていたが、ロンドンで、スーザン・バッハと絵の解釈の研究を開始。自身ユング派分析家であるスーザン・バッハに勧められて、チューリッヒ・C・G・ユング研究所でも学んだ。1987年、ユング研究所を修了。現在は、ニューヨークにオフィスを持ち、分析活動と教育を行うかたわら、ニュージャージのCenter for Helpでもカウンセリング活動と教育に携わっている。また、ホスピスでの訓練、絵画療法、「死にゆく人たちのこころのケア」に関するワークショップを、ロンドン、ドイツ、ロシアで開くなど幅広い活動を行っている
角野善宏[カドノヨシヒロ]
1959年、大阪府生まれ。1986年、愛媛大学医学部卒業。精神科医、臨床心理士。1990~93年、チューリッヒ・ユング研究所に留学、ユング派分析家の資格取得。医学博士。現在、大阪市立大学大学院生活科学研究科助教授
老松克博[オイマツカツヒロ]
1959年、鳥取県生まれ。1984年、鳥取大学医学部卒業。臨床心理士、精神科医。1992~95年、チューリッヒ・ユング研究所に留学、ユング派分析家の資格取得。医学博士。現在、大阪大学大学院人間科学研究科助教授
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そうべえ
LAZIC
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