出版社内容情報
大学1・2年生や数学に苦手意識を持つ社会人を対象にした、「グラフ」による統計学の入門書。数式を使わずに、統計学の本質を理解できる。
内容説明
統計学のエッセンスを、数学を使わずにグラフで伝授!データサイエンスの素養が身に付く。
目次
統計学の基礎知識の体系(本書のガイダンス)
何でも平均値で大丈夫なのか(代表値と散布度)
確率的に生きるか確定的に生きるか(確率論と期待値)
学業成績の確率分布と偏差値(正規分布)
街頭アンケートはあてになるのか(母集団と標本)
台風の予報円は信じてよいのか(標本変動と信頼区間)
隠れた浮気を見破る方法(背理法と帰無仮説)
薬品の含有量はきちんと守られているのか(母平均の検定)
健康食品で血圧は下がるのか(2つの母平均の検定)
チョコレートを食べるとノベル賞が取れるのか(散布図と相関係数)
広告費を増額すると売上高はどうなるか(単回帰分析)
いろいろあるけど一番の原因は何なのか(重回帰分析)
足したり書けたりできない数字(尺度とクロス集計表)
故障の有無を回帰分析する(カイ二乗検定とロジスティック回帰分析)
人工知能(AI)の母は統計学なのか(本書のまとめから機械学習へ)
著者等紹介
河口洋行[カワグチヒロユキ]
1989年一橋大学商学部卒業後、同年日本興業銀行入行。2000年国際医療福祉大学国際医療福祉総合研究所入所。2001年英国ヨーク大学大学院経済学部医療経済学科入学。2002年英国ヨーク大学大学院経済学部医療経済学科修了。2002年国際医療福祉大学大学院助教授。2006年一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程入学。2008年一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了(博士(経済学))。2008年国際医療福祉大学医療経営管理学科准教授。成城大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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