出版社内容情報
1989年ベルリンの壁崩壊から30年を振り返り中国、ロシア、中欧の体制転換を概観。特に政治と経済の関係、国家役割に着目する。
目次
第1部 総論(体制転換の分析視角と課題―国家と経済の関係をどう捉えるか;ロシアから見た体制転換と国家浸透経済;移行経済論4つの教訓;指令経済から(周辺)資本主義へ―ハンガリーでの30年にわたる社会・経済面の移行からの教訓
ポスト共産主義期のチェコにおける国家と市場)
第2部 各論(「緊縮と反緊縮」からみた中国の経済体制;中国の国家と資本―身分差のある競争と企業の戦略;ロシア国家資本主義と知識経済への転換;新興国のキャッチアップと国家資本主義論;欧州新興市場国におけるキャッチアップ戦略―チェコの事例から ほか)
著者等紹介
池本修一[イケモトシュウイチ]
日本大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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