出版社内容情報
一帯一路を中国の国際戦略として捉える分析が多い。本書では中国国内の経済政策としての意味や影響を検討していく。
目次
序章 プラットフォームとしての「一帯一路」
第1章 地域開発政策―地域一体化への新展開とは?
第2章 地方財政―財政格差の再拡大をどう防ぐか?
第3章 インフラ整備―地域間の格差是正に寄与しているか?
第4章 農村・農民―農村を発展させられるか?
第5章 人流・物流―鉄道輸送の経済効果をどの程度変えるか?
第6章 東北内陸―近くて遠い「借港出海」の進展は?
第7章 海上シルクロード―「海運強国」は実現可能か?
終章 政策評価―「一帯一路」はプラットフォームになりえるのか?
著者等紹介
穆尭〓[ムウーヤオーチェン]
公益財団法人環日本海経済研究所(ERINA)調査研究部研究主任。専門分野:地域経済、開発経済、中国経済
徐一睿[ジョイチエイ]
専修大学経済学部准教授。専門分野:財政学、中国経済
岡本信広[オカモトノブヒロ]
大東文化大学国際関係学部教授。専門分野:地域・都市経済学、中国経済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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