出版社内容情報
製造業を中心に、各種産業集積を擁する北陸地方。その地域経済活性化の動きを新々貿易理論、空間経済学の理論を基礎に検証する。
目次
序章 グローバル時代における地域活性化の在り方―空間経済学の視点から
第１章 北陸の人口変動と地方創生―北陸、地方圏と都市圏の比較分析から
第２章 北陸製造企業の国際化の現状―全国９地域間比較の観点から
第３章 北陸製造企業のパフォーマンスと生産性―国際化・非国際化企業間比較の観点から
第４章 北陸企業の海外展開とイノベーション―北陸企業へのアンケート調査結果の分析
第５章 北陸３県における産業集積の外部性
第６章 北陸地域における産学官連携・研究開発の効果と課題―計量分析と聞き取り調査から
第７章 企業の国際化に対する地域要因
第８章 生産性が高い企業のグローバルサプライチェーンへの参加
第９章 北陸企業のグローバル化とＦＴＡ利用―対ＡＳＥＡＮ国際化戦略を中心に
第１０章 北陸３港湾利便性改善の経済効果
著者等紹介
丸屋豊二郎［マルヤトヨジロウ］
福井県立大学名誉教授。北陸ＡＪＥＣ理事兼企画部会委員長（２０１５年～）。１９８０年早稲田大学大学院経済学科修士課程修了。アジア経済研究所入所。香港大学アジア研究センター客員研究員（現：名誉附属研究員）、ジェトロ上海センター所長、ジェトロ理事、福井県立大学地域経済研究所教授兼所長を経て、２０１７年より現職
浜口伸明［ハマグチノブアキ］
神戸大学経済経営研究所教授。１９８７年大阪外国語大学ポルトガル・ブラジル語学科卒業。同年アジア経済研究所入所。１９９５年米国ペンシルバニア大学より博士号（地域科学）取得。神戸大学経済経営研究所准教授を経て、２００７年より現職
熊谷聡［クマガイサトル］
日本貿易振興機構アジア経済研究所開発研究センター経済地理研究グループ長。１９９６年慶應義塾大学政策メディア研究科修士課程修了。同年アジア経済研究所入所。２００４年ロンドン大学政治経済学院（ＬＳＥ）経済学部修士課程（ＭＳｃ）修了。２０１６年より現職
白又秀治［シラマタシュウジ］
北陸環日本海経済交流促進協議会（北陸ＡＪＥＣ）企画部長兼調査部長。１９８０年慶應義塾大学商学部卒業。同年、北陸電力株式会社入社。２０１２年北陸経済連合会へ出向。２０１５年より現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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