内容説明
スマホは人と環境にやさしいのか?スマートフォンの生産・使用・廃棄の過程で人間や環境に及ぼされる影響を、グローバルな視点から分析。
目次
第1部 情報通信技術と環境問題(スマートフォンを解体する;情報通信技術と環境問題の経済学)
第2部 生産編(マレーシアのレアアースによる放射能汚染;スマートフォンと児童労働による充電電池用コバルト採掘 ほか)
第3部 使用編(情報通信技術のエネルギー消費;携帯電話とスマートフォンの環境負荷)
第4部 リサイクルは国境を越える(電気電子機器廃棄物の輸出と環境影響―中国;インドの電気電子機器廃棄物問題 ほか)
第5部 展望―グローバルな情報通信と責任ある技術
著者等紹介
吉田文和[ヨシダフミカズ]
1950年生まれ、兵庫県出身。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了、経済学博士。北海道大学経済学部講師、同助教授、同教授、北海道大学大学院経済学研究科教授、北海道大学公共政策大学院教授を経て、2015年より愛知学院大学経済学部教授。北海道大学名誉教授。北海道環境審議会会長、北海道地区温暖化対策推進会議会長などを歴任。専門は、環境経済学、産業技術論。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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