出版社内容情報
飼料としての米(水稲)の利用をいかに受容するか。コメ政策が節目のいま、農家や研究者の視座を超え社会的な位置づけを問う力作。
目次
第1部 分析枠組み編(課題の背景と本研究の視座;既往研究の整理;本研究の分析枠組み)
第2部 分析編(水稲の飼料利用の国際的展開と日本の特異性;日本における水稲の飼料利用の地域特性;主食用米の作目転換による飼料用水稲の展開構造;農地保全による飼料用水稲生産の展開;中山間地域における耕畜連携と地域農業―中山間地域等直接支払制度と飼料用水稲振興施策に焦点をあてて;二毛作地域における飼料用水稲生産の存立構造;多様な特性を内包した地域における水稲の飼料利用と営農システム)
第3部 総括編(本書の結論と残された課題;現行施策の課題と期待される施策)
著者等紹介
小川真如[オガワマサユキ]
昭和61(1986)年12月島根県益田市に生まれる。平成21(2009)年3月東京農工大学農学部卒業。農業共済新聞記者を経て、平成26(2014)年4月早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程入学、平成29(2017)年3月同課程修了。現在、茨城大学非常勤講師ほか。修士(農学)、博士(人間科学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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