出版社内容情報
財貨・労働市場が過剰となる一方、多数が基本的ニーズに不足する現代の「分裂」。米国の経済不均衡の淵源をたどり解消策を探る。
第1部 アメリカにおける資本蓄積と所得分配
第1章 戦後経済学の主要命題――予備的考察
第2章 アメリカにおける資本蓄積と所得分配――1945?2015年
第3章 資本蓄積の現代的領域――T・ピケティ、R・ゴードン、W・ボーモル
第4章 「余剰」の経済学
第2部 社会保障
第5章 アメリカの社会保障制度――年金・医療・貧困対策プログラム
第6章 オバマケア――医療保険制度改革
第7章 戦後アメリカにおける普遍的所得保障――「家族支援計画」(FAP)不成立の経緯
第3部 代替的所得保障――ベーシックインカムの可能性
第8章 普遍的所得保障の思想的系譜――予備的考察
第9章 ベーシックインカム
文献
索引
本田浩邦[ホンダヒロクニ]
獨協大学経済学部教授
目次
第1部 資本蓄積と所得分配(戦後経済学の主要命題―予備的考察;アメリカにおける資本蓄積と所得分配―1945~2015年;資本蓄積の現代的領域―T・ピケティ、R・ゴードン、W・ボーモル)
第2部 社会保障制度(アメリカの社会保障制度―年金・医療・貧困対策プログラム;オバマケア―医療保険制度改革の分岐点)
第3部 普遍的所得保障(戦後アメリカにおける普遍的所得保障―「家族支援計画」(FAP)不成立の経緯
普遍的所得保障の思想的系譜―予備的考察ベーシックインカム)
著者等紹介
本田浩邦[ホンダヒロクニ]
1961年大阪市生まれ。1984年立命館大学経済学部卒業。1991年一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位修得退学、同年一橋大学経済学部助手。1993年より獨協大学経済学部専任講師、1997年同助教授。1997~98年カリフォルニア大学ロサンゼルス校客員研究員。2005年より獨協大学経済学部教授。専攻はアメリカ経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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