ERINA北東アジア研究叢書<br> 北東アジアのエネルギー安全保障―東を目指すロシアと日本の将来

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ERINA北東アジア研究叢書
北東アジアのエネルギー安全保障―東を目指すロシアと日本の将来

  • 杉本 侃【編著】
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  • 日本評論社(2016/03発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 291p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784535558472
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C3033

出版社内容情報

エネルギーの大供給国ロシアと大消費国日本の関係を様々な視点から分析し、北東アジア全体のエネルギー安全保障の今後を論じる。

はじめに:北東アジア(ロシア)エネルギー安全保障共同研究について(杉本侃 /ERINA副所長)

第1章 序論:北東アジアのエネルギー情勢をどう捉えるか?(ERINA調査研究 部長・主任研究員 新井洋史)
1.北東アジア地域の持つ特性
2.各国の経済・エネルギー事情:
3.国際インフラ(パイプライン、送電線、交通)の特性と整備状況:将来ビジョン
4.地域国際協力の枠組み:国際インフラ整備における多国間協力枠組みの果た す役割

第2章 パイプライン政策とエネルギー安全保障(本村眞澄/独立行政法人石油 天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)調査部主席研究員)
1.パイプラインの持つ特質と地政学的な展開 
2.ロシアのパイプライン政策と米国・EUの関与

第3章 ロシアの対外エネルギー戦略
1.ロシアのエネルギーを含めた安全保障(兵頭慎治/防衛省防衛研究所地域研 究部長))
2.ロシアの対アジアでのエネルギー戦略(Elena SHADRINA/明治大学専門職大 学院ガバナンス研究科特任准教授)
3.ロシアの対欧州でのエネルギー戦略(蓮見雄/立正大学経済学部教授)
4.ロシアの対日本でのエネルギー戦略 (原田大輔/独立行政法人石油天然ガ ス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)事業推進部ロシアチームサブリーダー・調査部 エネルギー資源調査課課長代理)

第4章 ロシア・エネルギー企業の戦略
1.ロスネフチの戦略 (篠原建仁/国際石油開発帝石株式会社ユーラシア・中 東事業本部業務企画ユニットシニアコーディネーター))
2.ガスプロムの戦略 (安達祐子/上智大学外国語学部ロシア語学科、大学院 グローバルスタディーズ研究科准教授、蓮見雄/立正大学経済学部教授))
3.北極圏の戦略とヤマルLNG(原田大輔/独立行政法人石油天然ガス・金属鉱 物資源機構(JOGMEC)事業推進部ロシアチームサブリーダー・ 調査部エネル ギー資源調査課課長代理)

第5章 ウクライナ問題に見るエネルギー安全保障の陥穽 (真殿達/麗澤大 学経済学部特任教授)
1.ウクライナ問題の本質と国際関係
2.エネルギー安全保障への陥穽

第6章カスピ海の資源開発動向とアジア地域への波及(杉浦敏廣/ERINA共同研 究員)
1.カスピ海周辺国のエネルギー政策概要
2.カスピ海周辺地域の原油・天然ガス開発  
3.カスピ海周辺地域の輸出用パイプライン

第7章 北東アジアにおけるエネルギーと気候変動対策(Sh. エンクバヤル /ERINA主任研究員)-低炭素経済を目指す石炭から天然ガスへの移行
1.エネルギーと気候変動
2.北東アジアにおける低炭素エネルギー供給に向けた移行段階、低炭素経済へ の動きとしての石炭から天然ガスへのシフト
3.気候変動の北東アジア経済に与えるインパクト:世界貿易分析(GTAP)デー タベースによるCGE分析
4.結び

第8章 日ロエネルギー協力の展望:総括に代えて (杉本侃/ERINA副所長)
1.ロシアのエネルギー安全保障政策
2.日本のエネルギー政策とロシアの役割
3.日ロエネルギー協力の課題
 
終わりに:巻末座談会
1.ウクライナ情勢:欧米の対ロ制裁をどう見るか
2.日本のエネルギー調達における問題点

あとがき

【著者紹介】
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目次

第1章 序論:北東アジアのエネルギー情勢をどう捉えるか?
第2章 パイプライン政策とエネルギー安全保障
第3章 ロシアの対外エネルギー戦略
第4章 ロシア・エネルギー企業の戦略
第5章 ウクライナ危機とは何だったのか:国際的インプリケーションを考える
第6章 カスピ海の資源開発動向とアジア地域への波及
第7章 エネルギーと気候変動:北東アジアのエネルギー供給の脱炭素化
第8章 日ロエネルギー協力の展望:総括に代えて
おわりに 巻末座談会

著者等紹介

杉本侃[スギモトタダシ]
現職:ERINA副所長(2010年)、ロシア連邦極東総合大学函館校客員教授、北海道総合研究調査会特別研究員、欧亜総合研究所代表他。1944年3月東京生。1967年3月東京外語大ロシア学科卒、専攻は実験音声学。警視庁の依頼を受け「吉展ちゃん」事件の解決に貢献。ソ連東欧貿易会(現:ロシア貿易会)で科学技術交流他を担当後、エネルギー調査に専念。1975年サハリン石油開発協力(株)入社、初代サハリン駐在・総務部次長・業務部長他歴任。筑波大・共立女子大・一橋大・NIRA他非常勤講師・客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。