出版社内容情報
再生可能エネルギーの拡大は、地域に所得と雇用をもたらし、地域の持続可能な発展へと結びついてゆくのか。
はしがき (諸富 徹)
序 章 再生可能エネルギーで地域再生を可能にする─────諸富 徹
第1部 地域における持続可能な発展の実現と再生可能エネルギー
第1章 エネルギー転換と地域経済:国際比較の視点から─────佐無田 光
第2章 地域の電気事業と地域の持続性:桂川流域の電源開発とオーストリアの電力システムから考える─────小林 久
第3章 再生可能エネルギーは観光地の再生を実現しうるか?:静岡県東伊豆地域の事例検討─────太田隆之
第4章 低炭素型公共交通システムの構築と地域再生:群馬県桐生市の取り組みから─────門野圭司
第5章 再生可能エネルギーが日本の地域にもたらす経済効果:電源毎の産業連鎖分析を用いた試算モデル─────ラウパッハ スミヤ ヨーク・中山琢夫・諸富 徹
第2部 地域主導型再生可能エネルギーのための政策手段とガバナンス
第6章 再生可能エネルギーの地域ガバナンス:長野県飯田市を事例として─────八木信一
第7章 地域分散型再生可能エネルギー促進のための自治体の役割:ドイツにおける自治体公社による配電網の再公有化を中心に─────中山琢夫
第8章 地域エネルギー政策としての地方炭素税:米国ボルダー市を事例に─────川勝健志
終 章 要約と結論、そして今後の研究へ向けての展望─────諸富 徹
【著者紹介】
京都大学大学院経済学研究科教授
目次
再生可能エネルギーで地域再生を可能にする
第1部 地域における持続可能な発展の実現と再生可能エネルギー(エネルギー転換と地域経済:国際比較の視点から;地域の電気事業と地域の持続性:桂川流域の電源開発とオーストリアの電力システムから考える;再生可能エネルギーは観光地の再生を実現しうるか?:静岡県東伊豆地域の事例検討;低炭素型公共交通システムの構築と地域再生:群馬県桐生市の取り組みから;再生可能エネルギーが日本の地域にもたらす経済効果:電源毎の産業連鎖分析を用いた試算モデル)
第2部 地域主導型再生可能エネルギーのための政策手段とガバナンス(再生可能エネルギーの地域ガバナンス:長野県飯田市を事例として;地域分散型再生可能エネルギー促進のための自治体の役割:ドイツにおける自治体公社による配電網の再公有化を中心に;地域エネルギー政策としての地方炭素税:米国ボルダー市を事例に)
要約と結論、そして今後の研究へ向けての展望
著者等紹介
諸富徹[モロトミトオル]
1968年生まれ。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。京都大学博士(経済学)。現在、京都大学大学院経済学研究科教授。専攻は財政学、環境経済学。著書に『環境税の理論と実際』(有斐閣、2000年、NIRA大来政策研究賞受賞、日本地方財政学会佐藤賞、国際公共経済学会賞を受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。