内容説明
現代の働き方を反映した新しい労働経済学のテキスト。
目次
第1部 新しい働き方の経済学(ワーク・ライフ・バランスの経済学;若者の働き方の経済学;女性の仕事の経済学;高齢者の働き方の経済学;多様な働き方の経済学;ワークシェアリングの経済学)
第2部 労働経済学の基礎理論(内部労働市場;賃金はなぜ右上がりになるか;昇進の経済学;差別の経済理論;労働供給と労働時間;失業のタイプと解消策;労働組合の経済学)
著者等紹介
脇坂明[ワキサカアキラ]
1953年生まれ。1977年京都大学経済学部卒業。1982年京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。経済学博士(京都大学)。岡山大学教授などを経て、1999年より学習院大学経済学部教授。2011年より学習院大学経済学部長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ハル
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人の労働が特殊なのは、人と労働力は切り離すことができず、輸送に制限があり、在庫できないこと、そして価値を生産できるということにある。だからこそ人の労働は保護されなければならない。経済学的に労働をどのようにとらえるのかを学ぶことは、個々の労働を考えるのにも大切なことである。2017/02/16
Kamome
0
大学の講義のためにさらっと読みました。 労働経済学について、改めて勉強できたのでよかったのですが、世の中の人がこれらの知識を知らないまま感覚的に働いているがゆえに転職できない方もいるのだろうな、と考え始めるといろんな方に読んでいただきたいと思うようになりました。2016/08/02
さるお
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一部と二部、逆の方が良くないっすか・・・・?2012/07/27
harutama061
0
年功賃金の説明について。 技能には一般技能と企業個別技能が存在し、他の企業へと転職すると企業個別技能を一から磨き上げる必要があり、またその技能を持ち合わせていない分だけの給与になってしまうということから、結果的に一企業に労働者が勤め続けるのだとか。勉強になった。面白い。もう一度読み返したい2025/03/05
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