内容説明
練習問題を追加し、説明をより丁寧に。好評を博した『経済セミナー』増刊をグレードアップ。
目次
第1章 1次関数と市場メカニズム
第2章 2次関数と独占・寡占市場
第3章 指数・対数と金利
第4章 数列と貯蓄
第5章 1変数の微分と利潤最大化
第6章 ベクトルと予算制約
第7章 多変数の微分と効用最大化
第8章 行列と回帰分析
第9章 確率とリスク
第10章 積分とオークション
第11章 漸化式と経済成長
著者等紹介
尾山大輔[オヤマダイスケ]
1974年神奈川県に生まれる。1998年東京大学教養学部卒業。2003年東京大学大学院経済学研究科博士号取得。2006年一橋大学大学院経済学研究科講師を経て、2010年~東京大学大学院経済学研究科講師
安田洋祐[ヤスダヨウスケ]
1980年東京都に生まれる。2002年東京大学経済学部卒業。2007年プリンストン大学経済学部Ph.D.取得。2007年~政策研究大学院大学助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
凸凹
5
自分の理解力に問題があるせいかもしれないが、第5章と第10章の発展問題の一部が、読んでいて難しく感じた。とはいえ、中学で学んだ数学の知識を忘れていなければ、最初から読み通すことで、順を追って理解できるように書かれているので、辛抱強くよく読み進めれば、経済学と数学の理解が深まると思う。2015/02/15
strb
5
数学にある程度慣れている人も、5,6,7,10,11章は読むと新たな発見があるかと。良書だが章によって記述の難易度がバラバラなのが残念2014/04/30
kusano
5
一次関数の説明から始まるので「バカにするな」と思う人もいるかもしれないが,それなりにやったことある人でも特に 5, 6, 7 章 (尾山先生パート) は読むべき価値があるという印象を受けた (もちろん,本当の初心者のためには全体的に丁寧ですぐれた入門書だと思う).2014/01/24
非合理
4
第11章のソローモデルの説明と解法は、マクロ経済学の教科書の説明よりもわかりやすい。2016/08/09
yyasuda
4
東大の尾山さんと一緒に編著を担当。とってもイケていてコスパも抜群なテキストなのでバカ売れして欲しい(笑)