内容説明
人口減少時代に入った日本、何を経済成長のエンジンにするのか。
目次
少子高齢化と経済成長
第1部(プロダクト・イノベーションと経済成長 日本の経験;ITと生産性に関する実証分析 マクロ・ミクロ両面からの日米比較;新産業におけるプラント所有主体変化と製品戦略・生産性 日本の綿紡績業、1900‐1911年)
第2部(社会保障制度と財政 財政の持続可能性・効率性・公平性;ゼロ金利と緩やかな物価下落;包括的高齢者パネルデータの必要性;新しいマクロ経済モデルの構築;ワーク・ライフ・バランス実現への課題 国際比較調査からの示唆)
著者等紹介
藤田昌久[フジタマサヒサ]
1966年京都大学工学部卒業。1972年ペンシルバニア大学大学院博士課程修了。研究分野は都市経済学、地域経済学、空間経済学、ペンシルバニア大学地域科学部教授、京都大学経済研究所教授を経て、2007年から経済産業研究所所長。甲南大学教授、京都大学経済研究所特任教授を兼務
吉川洋[ヨシカワヒロシ]
東京大学経済学部卒業。1978年イェール大学大学院経済学部よりPh.D.(経済学)。ニューヨーク州立大学経済学部助教授、大阪大学社会経済研究所助教授、東京大学経済学部助教授、同教授を経て1996年から同大学院経済学研究科教授。この間、経済産業省産業構造審議会委員、内閣府経済財政諮問会議議員などを務める。2006年からRIETI研究主幹・ファカルティフェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。