内容説明
現代版「教育論之概略」の試み。日本の教育政策をどのように見直すことが国民の利益にかない、日本の経済社会を豊かにするとともに、格差を是正し、子どもたちに希望と将来への展望を与えることになるのか。
目次
第1章 学校の枠組みとなる法制度はどのように機能しているか
第2章 教育官僚制からの脱却を!
第3章 学習者のインセンティブと教育政策の経済分析
第4章 米国の経験に学ぶ改革の方向性:学校選択制・教育バウチャーについて
第5章 企業は「学校教育」に何を求めるか?:実社会が求める能力育成に取り組む教育
第6章 教育委員会の光と影:教育委員会制度再考に向けて
第7章 大学の教育・研究はどうなるべきか
第8章 教育〓(ニアリーイコール)学校 フォーミュラからの逃亡
著者等紹介
福井秀夫[フクイヒデオ]
1981年東京大学法学部卒業。建設省に入省。1996年法政大学社会学部教授、2000年ミネソタ大学客員研究員などを経て、政策研究大学院大学教授、まちづくりプログラムディレクター・知財プログラムディレクター。京都大学博士(工学)。専門は行政法、法と経済学
戸田忠雄[トダタダオ]
1960年東北大学教育学部卒業。私立・公立学校教員、公立高校校長、予備校長。規制改革・民間開放推進会議、規制改革会議専門委員など歴任。NPO法人XYサタデースクール代表。政策研究大学院大学客員教授。専門は教育政策・学校論
浅見泰司[アサミヤスシ]
1982年東京大学工学部都市工学科卒業。1987年ペンシルヴァニア大学大学院地域科学専攻博士課程修了(Ph.D.)。東京大学工学部都市工学科助手、講師、助教授を経て、東京大学空間情報科学研究センター教授・センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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