出版社内容情報
会計制度の変革は、現実の会計にどのような変化をもたらしたか。事象の向こうに見える本質の変容を、対話形式で平易に解きあかす。
目次
理論編(「企業会計原則」と今日―議論の出発点;金融商品会計と「企業会計原則」―「実現」の内容拡大で説ける?;退職給付会計と「企業会計原則」―「発生」の内容拡大で説ける?;変容の全体的捉え方―3つの見方 ほか)
制度編(新たな会計秩序を求めて1―「企業会計原則」と新たな概念フレームワーク;新たな会計秩序を求めて2―歴史の文脈で;トライアングル体制の変容1―企業会計と商法改正・新会社法;トライアングル体制の変容2―企業会計と税法 ほか)
著者等紹介
石川純治[イシカワジュンジ]
1948年高知県生まれ。大阪大学大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学・商学)。駒澤大学経済学部教授。カーネギーメロン大学客員研究員(1989年~1990年)、クイーンズランド工科大学客員教授(2000年)、放送大学客員教授(2007年~)。公認会計士第2次試験委員(2000年~2002年)、税理士試験委員(2005年~2007年)。著書に、『時価会計の基本問題』(中央経済社、2000年、日本公認会計士協会学術賞)、『経営情報と簿記システム(4訂版)』(森山書店、2004年、日本簿記学会賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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