出版社内容情報
貧困削減の手法として、近年注目を浴びる社会開発。その狙い、手法、課題を、具体例に則しつつ現場経験豊かな執筆陣が説く。
内容説明
国際開発の中心的なテーマへ。実務経験豊かな執筆陣による、開発の現場と理論を橋渡しする試み。
目次
社会開発に込められる多様な期待
第1部 分野別開発課題と社会開発のつながり(教育への働きかけ―基礎教育を中心に、NGOの視点;健康への働きかけ―母と子の健康;健康への働きかけ―家族計画・HIV/エイズ・感染症;水問題への働きかけ―安全な水と衛生;社会開発とマイクロファイナンス)
第2部 社会開発と外部者の働きかけ(農村生活への働きかけ;社会開発における住民組織化の役割;ファシリテーターの役割)
第3部 社会開発のさらなる課題(社会開発研究の課題―介入、計画、評価と社会の固有性;社会開発と社会調査;社会開発と経済開発;社会開発と人権)
著者等紹介
佐藤寛[サトウカン]
東京大学文学部社会学科卒業。現在、日本貿易振興機構アジア経済研究所研究支援部長。イエメンに2度駐在し調査に携わる。専門は開発社会学、地域研究(イエメン、エリトリア)、援助研究、日本の開発経験研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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