債権流動化の理論構造―証券市場の機能とその将来

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  • サイズ A5判/ページ数 281p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535553392
  • NDC分類 338.15
  • Cコード C3033

内容説明

本書は大きく三つの部分に分かれている。第1部では、債権流動化の議論を進めるにあたって、特に理解しておくことが必要と思われる論点を取り扱う。第2部では債権流動化スキームの中で特に重要な役割を持つ4つの主体について、その意義や機能を順に検討する。第3部では債権流動化市場のこれからの発展の可能性を示唆するという意味で、関連する領域に関しての議論がいくつか示されている。

目次

第1部 債権流動化の基礎理論(債券の機能;債権流動化とリスク配分機能;債権流動化のリスク管理機能;アンバンドリンクと債権流動化;債券流動化と社債市場)
第2部 債権流動化スキーム(証券化におけるSPVの機能;サービサーとオリジネータの機能;債権流動化スキームのガバナンス構造;適合性原則と投資家保護)
第3部 債権流動化理論の応用(特定債権法・共同事業法・SPC法の意義;郵貯資金運用と資産担保証券;マクロ経済と債権流動化;PFI資金調達と債権流動化;高度情報化社会と債権流動化)

著者等紹介

深浦厚之[フカウラアツユキ]
1958年愛知県生まれ。1981年北海道大学経済学部卒業。1986年筑波大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。筑波大学助手、長崎大学経済学部講師、助教授を経て、1997年長崎大学経済学部教授。専攻は金融論
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