エナジー・エコノミクス―電力・ガス・石油:理論・政策融合の視点

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  • サイズ A5判/ページ数 245p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535552807
  • NDC分類 501.6
  • Cコード C3033

内容説明

自由化に伴うエネルギー産業のリストラクチャリングを経済学の基本的なフレームワークで分析し、望ましいエネルギー市場の姿を展望する。

目次

エナジー・エコノミクスの視点
発電部門の産業組織
送電ネットワークの特性
電力市場の公正な競争の条件
発電と送電―自由化の境界条件
発電市場はどのように作られるのか―北欧・英国・アメリカの比較
参入の制度設計と託送料金
自由化実験の帰結:カリフォルニアのケース・スタディ
ガス産業の産業組織と競争システム
石油産業の産業組織と市場の圧力
環境問題へのミクロ的アプローチ
エネルギーの卸売市場と小売市場
不確定性:競争・規制政策の革新
ネットワーク型産業における自由化への課題

著者等紹介

南部鶴彦[ナンブツルヒコ]
1942年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、学習院大学経済学部教授

西村陽[ニシムラキヨシ]
1961年生まれ。一橋大学経済学部卒業。関西電力入社。現在、企画室マネジャー。1999年~2001年、学習院大学特別客員教授。2002年より関西学院大学経済学部非常勤講師
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感想・レビュー

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sadabasasi

1
電力を経済学的観点から解説した本。発電所は限界費用の低い順から稼働させることが最も経済的。需要の変動に応じて稼働する発電所も変える。電力ネットワークは不可欠設備。新規参入者は先行企業が作った不可欠設備を利用して利益を出すが、新規参入者は先行企業よりも、効率的であることが望ましく、託送料を徴収する事で、非効率な新規参入者を排除すべき。出なければ、混雑により送電容量が不足する。2025/02/07

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