内容説明
IT化はやはりアメリカ経済を変えていた!感覚的な議論ではなく丹念な実証分析で示した、デジタル化がもたらす経済への驚くべきインパクト。
目次
IT革新の特徴とアメリカのIT経済政策
ITeconomy.com
ニュー・エコノミーの鍵を握るソロー・パラドックス
マクロ時系列分析によるITのアメリカ経済への影響―新古典派アプローチ
情報インフラがアメリカ産業に及ぼす影響―パネル分析
内生的成長モデルを用いた分析
IT革新と収獲逓増
銀行セクターと情報技術革新
情報技術革新の労働市場への影響
ITに偏るベンチャー・キャピタル
IT economyに向けての政策提言
著者等紹介
熊坂有三[クマサカユウゾウ]
1949年生まれ。東京工業大学卒業。ペンシルヴァニア大学でローレンス・クラインに師事、Ph.D.を取得。ウォートン経済予測研究所、国連国際経済社会局エコノミスト、ニッセイ基礎研究所主席研究員(ニューヨーク駐在)を経て、現在、ITeconomy Advisors,Inc.(ニューヨーク在)代表取締役
峰滝和典[ミネタキカズノリ]
1963年生まれ。大阪市立大学大学院経済学研究科修了。ニッセイ基礎研究所シニアエコノミスト(ニューヨーク駐在)を経て、現在、富士通総研経済研究所主任研究員、千葉大学法経学部非常勤講師(応用計量経済学)、総務省「情報通信経済研究会」構成員
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