内容説明
本書はファイナンス・フォーラムによる3冊目の刊行物である。狭い意味の金融政策にとどまらず、金融制度改革や行政のあり方などをも含めた広い意味での政策に関する論文集となっている。
目次
第1部 通貨需要と金融市場(フォワード・ディスカウント・パズルと流動性効果―円ドルレートによる実証分析;金利期間構造の将来インフレーションに関する情報含意について ほか)
第2部 金融政策(金融政策の波及経路―企業規模別データにもとづく実証分析;金融政策の波及経路と銀行行動 ほか)
第3部 銀行の規制・監督(銀行の経営合理化;銀行の情報生産と金融規制緩和政策の影響 ほか)
第4部 金融・資本市場(CP・社債・株式・銀行借入れ)と政策(CP発行の企業価値への影響;生産性ショックのリスク分担と政府貸出し ほか)