内容説明
本書は、経済学の知識がある程度ある方を対象に、経済モデルを用いて実際にシミュレーション分析を行うための言わばノウハウを解説したもの。大学の経済学部などで、マクロ経済学、ミクロ経済学、計量経済学のある程度の知識を身につけられている方を想定している。
目次
第1部 マクロ計量モデルから応用一般均衡モデルへ(マクロ計量モデルによる構造政策評価の問題;二部門モデルによる賃金物価動向の分析:北欧モデルのマクロ特性)
第2部 応用一般均衡モデルの枠組(応用一般均衡モデルの発展;応用一般均衡世界貿易モデルの概要;応用一般均衡世界貿易モデルの感応度分析)
第3部 分析事例編(APEC貿易自由化の経済効果;貿易円滑化の経済効果;アジア危機の世界経済への影響;規制改革の経済効果)