日本経済の構造調整と労働市場

日本経済の構造調整と労働市場

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  • サイズ A5判/ページ数 229p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535551022
  • NDC分類 366.21
  • Cコード C3033

内容説明

日本の労働市場はどうなるのか。高い失業水準は果たして短期的な景気循環の影響なのか、それとも長期的な構造変化がその背後にあるのか。「石油危機に次ぐ戦後2番目の転換点」にさしかかったとされるわが国の労働市場を、鋭く分析する。

目次

序章 本書のねらいと構成
第1章 景気循環と転職行動―1965~94
第2章 雇用創出と雇用喪失
第3章 企業ガバナンス構造と雇用削減意思決定―企業財務データを利用した実証分析
第4章 製造業ブルーカラーの賃金構造の変化と技能形成―1970年代後半からの推移
第5章 景気変動と企業内労働市場における賃金決定
第6章 企業内工程間分業と熟練形成のモデル分析―アダム・スミスの分業の定理を巡って
第7章 「日本型労働システム」の確立と社員化
第8章 年功賃金・退職金・景気変動が欠勤行動に与える影響と労働組合
第9章 少子化とマクロ経済