内容説明
株価暴落の「主犯」は指数先物だった。「バブル相場」後の株価急落と市場低迷。その主因は株価指数先物取引の導入にあった。現物と先物の裁定取引等による「暴落のプロセス」を平易に解きあかし、株式市場再生の道を示す、証券関係者、投資家必読の書。
目次
第1章 株式市場はなぜ必要か?
第2章 株式市場の低迷とその原因
第3章 先物取引―用語と特徴
第4章 裁定取引の仕組み
第5章 レッギング裁定ということ
第6章 市場参加者の分類と現・先市場の均衡
第7章 先物市場維持の条件
第8章 株式市場の機能異常
第9章 指数操縦の可能性
第10章 株価暴落のメカニズム―実証分析
第11章 問題の所在と改善の動き