出版社内容情報
内資系大手製薬企業を対象とした、イノベーションを通じた新薬創出の可能性について、企業業績との関係性を検証する。
【目次】
Ⅰ 研究の目的と背景
第1章 研究目的、構成と概要
第1節 研究目的
第2節 本書の構成
第3節 本研究の概要
第2章 日本の医薬品産業構造の変化
第1節 日本の医薬品市場
第2節 日本の製薬企業
第3節 海外市場戦略
第4節 小括
Ⅱ イノベーション・特許・医薬品開発
第3章 イノベーション
第1節 イノベーションの概念と定義
第2節 イノベーションの機能的源泉と普及
第3節 イノベーションの計測
第4節 イノベーションと競争戦略論
第4章 特許
第1節 特許制度
第2節 日本における医薬品関連特許件数
第3節 イノベーションの代理変数としての特許データ
第4節 本研究で扱う特許データ
第5章 医薬品の研究開発
第1節 医薬品の研究開発の特徴
第2節 医薬品の研究開発プロセス
第3節 技術的不確実性の高さ
第4節 進歩性の高い発明の社会的価値
Ⅲ イノベーションと財務パフォーマンス
第6章 イノベーションと財務パフォーマンスの研究方法
第1節 先行研究
第2節 仮説の設定
第3節 変数設定の視点と考え方
第4節 Modelの設定と分析方法
第7章 イノベーションと財務パフォーマンスの研究結果
第1節 特許数の平均を独立変数としたグループ間の相違の分析結果
第2節 海外売上高比率を従属変数としたグループ間の相違の分析結果
第3節 小括
第8章 イノベーションと財務パフォーマンスの考察
第1節 分析から得られた発見
第2節 インプリケーション
終章 製薬企業のイノベーションと経営戦略の結論
第1節 本研究の結論
第2節 本研究の意義
第3節 本研究の課題
目次
1 研究の目的と背景(研究目的、構成と概要;日本の医薬品産業構造の変化)
2 イノベーション・特許・医薬品開発(イノベーション;特許;医薬品の研究開発)
3 イノベーションと財務パフォーマンス(イノベーションと財務パフォーマンスの研究方法;イノベーションと財務パフォーマンスの研究結果;イノベーションと財務パフォーマンスの考察)
終章 製薬企業のイノベーションと経営戦略の結論
著者等紹介
小磯明[コイソアキラ]
柴田学園大学短期大学部教授。1960年生まれ。法政大学大学院政策科学研究科政策科学専攻博士後期課程修了。立教大学大学院ビジネスデザイン研究科ビジネスデザイン専攻博士課程前期課程修了。政策科学修士・政策科学博士(法政大学)、経営管理学修士(立教大学)、専門社会調査士(社会調査協会)。35年にわたり、日本文化厚生農業協同組合連合会において、主に医療・介護政策と経営に関する調査研究と実践に従事し、2020年6月から子会社のヘルスケア企業の代表取締役社長を歴任。この間、2009年から法政大学大学院政策科学研究科及び公共政策研究科兼任講師等を経て現職。担当科目は、経済学、経営学、マーケティング、ビジネスデザイン論、ビジネス・情報用語の基礎知識、ビジネス実践演習、登録販売者対策講座(安全対策と法規)。他に、ブランドマネージャー検定特別講座を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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