出版社内容情報
江戸時代に村の力自慢が集った勧進相撲は、いまや世界の若者が競うプロスポーツに――その歴史の必然を、経済学とデータで解説!「歴史× 文化× 経済」で見えてくる、新たな相撲像
クビになった元横綱がグローバル化を牽引?
高度成長期のテレビ普及が小兵力士の人気に火をつけた!
横綱の「品格」要件はリスク回避の手段だった?!
奥深すぎる! めくるめく大相撲の世界!!
内容説明
クビになった元横綱がグローバル化を牽引?高度成長期のテレビ普及が小兵力士の人気に火をつけた!横綱の「品格」要件はリスク回避の手段だった?!奥深すぎる!めくるめく大相撲の世界!!歴史×文化×経済で見えてくる、新たな相撲像。
目次
第一部 近代日本の中の相撲(江戸から昭和へ、力士はどこからきたのか?―グローバル化は高度経済成長期から;村一番の力自慢が、花の都へ向かった理由;力士の「ヤル気」と生涯成績;力士志望者の職探しと天候不順、地縁ネットワーク;弁慶と牛若丸の相撲)
第二部 グローバル化の本格化(傍流親方が構築する国際労働ネットワーク―掟破と「創造的破壊」;体が資本とは言うけれど―グローバル化の帰結と怪我の増加;社会主義崩壊と相撲界の「グローバル化」;外国出身力士の所属部屋のパフォーマンス;大相撲の昇進の仕組み;大相撲ルネッサンスと日本人力士;市場競争のグローバル化と「生ける文化財」としての「相撲の品格」)
著者等紹介
山村英司[ヤマムラエイジ]
1968年生まれ。北海道札幌市出身。西南学院大学経済学部教授。専門は行動経済学、開発経済学。博士(経済学)。早稲田大学社会学部卒、東京都立大学大学院社会科学研究科経済学専攻単位取得退学。2003年、西南学院大学経済学部専任講師。助教授、准教授を経て、2011年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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