出版社内容情報
混とんとする国際情勢は、政治や経済にどのような影響を与えるのか。赤池弘次氏が考案した情報量規準の精神を汲み取りつつ、公表されているデータと時系列モデルを用いて、私たちが進むべき道を模索する。
内容説明
赤池メソッドの実践によって、グローバルエコノミーの行く末を探る。
目次
序章 本書の全体像
第1章 中国経済を映しとるCIPPS中国指数作成の試み
第2章 P&Gとユニリーバに見るグローバエコノミーの変容
第3章 マネタリーベースを持続拡大させよ
第4章 金融市場で問われる政府の規律付け
第5章 赤池弘次先生の挑戦
第6章 グローバルエコノミーとAICによる検証命題づくり
第7章 予測モデルで構造変容に迫るAIC
著者等紹介
田中直毅[タナカナオキ]
株式会社CIPPS理事長。1968年、東京大学法学部卒業。1973年、東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。21世紀政策研究所理事長等を経て、2022年より現職。この間、金融審議会委員・会長等、多数の政府審議会委員を歴任
佐藤整尚[サトウセイショウ]
東京大学大学院経済学研究科准教授。1991年、東京大学経済学部卒業。1995年、東京工業大学大学院総合理工学研究科博士課程単位取得満期退学。2000年、博士(工学)取得。統計数理研究所データ科学研究系准教授等を経て、2013年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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