出版社内容情報
伝統的な経済学の拡張・発展としての行動経済学。
その理論と応用を最新研究まで含めて体系的にまとめ上げた決定版!
■本書の特長
・行動経済学の理論と伝統的な経済学の理論のつながり、その背後にあるエビデンスを明確に示しながら解説。
・行動経済学の理論が、経済学の各分野でどのように応用されているかを具体的に紹介。
・行動経済学に関連する政策、データ収集、実験などの実施を考えるための理論的な基盤を提供。
行動経済学研究をリードする気鋭の著者が、「経済学としての行動経済学」の基礎から研究の最前線までを徹底解説。
■主な目次
第1章 行動経済学への招待
第I部 異時点間の選択
第2章 セルフコントロール問題とコミットメント
第3章 セルフコントロール問題に対するナイーブさと先延ばし
第4章 投影バイアスと異時点間の選択に関するその他の理論
第II部 不確実性下の選択
第5章 期待効用理論
第6章 プロスペクト理論
第7章 参照点依存の理論の発展と応用
第8章 確率加重の発展と不確実性下の選択に関するその他の理論
第III部 感情と意思決定
第9章 信念から得られる効用
第10章 社会的選好(1):利得の結果のみに基づく感情
第11章 社会的選好(2):利得の結果以外に基づく感情
第IV部 意思決定における歪み
第12章 行動ゲーム理論
第13章 不注意の理論とその応用
第14章 その他の理論:確率計算・フレーミング効果・自信過剰
内容説明
行動経済学の理論と伝統的な経済学の理論のつながり、その背後にあるエビデンスを明確に示しながら解説。行動経済学の理論が、経済学の各分野でどのように応用されているかを具体的に紹介。行動経済学に関連する政策、データ収集、実験などの実施を考えるための理論的な基盤を提供。
目次
行動経済学への招待
第1部 異時点間の選択(セルフコントロール問題とコミットメント;セルフコントロール問題に対するナイーブさと先延ばし;投影バイアスと異時点間の選択に関するその他の理論)
第2部 不確実性下の選択(期待効用理論;プロスペクト理論;参照点依存の理論の発展と応用;確率加重の発展と不確実性下の選択に関するその他の理論)
第3部 感情と意思決定(信念から得られる効用;社会的選好(1)利得の結果のみに基づく感情
社会的選好(2)利得の結果以外に基づく感情)
第4部 意思決定における歪み(行動ゲーム理論;不注意の理論とその応用;その他の理論 確率計算・フレーミング効果・自信過剰)
著者等紹介
室岡健志[ムロオカタケシ]
大阪大学大学院国際公共政策研究科准教授。2007年、筑波大学第一学群社会学類卒業(経済学主専攻)。2009年、東京大学大学院経済学研究科修士課程修了。2014年、カリフォルニア大学バークレー校経済学部博士課程修了(Ph.D.in Economics)。ミュンヘン大学経済学部Assistant Professorなどを経て、2017年より現職。第2回行動経済学会ヤフー株式会社コマースカンパニー金融統括本部優秀論文賞受賞(受賞論文:Heidhues,K〓szegi、and Murooka“Inferior Products and Profitable Deception、”Review of Economic Studies、2017)。第18回日本学術振興会賞受賞(受賞理由:行動経済学を組み入れた市場分析およびその競争政策・消費者保護政策への応用)。専門は行動経済学、産業組織論、情報の経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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