出版社内容情報
飢餓と飽食が併存する一方、気候変動が食料生産に深刻なダメージを与えている。この地球的危機突破ために私たちできることとは?
目次
序章 もうバナナが食べられなくなる?
第1章 私たちは何を食べているのか、何を食べさせられているのか?
第2章 カンボジアでカレーを作ると、テキサスで竜巻が発生する?
第3章 私たちには間違った食べ方をする権利があるだろうか?
第4章 よい政策はよい食品を生み出すのか?
第5章 一人ひとりが地球のためにできることは?
著者等紹介
ファンゾ,ジェシカ[ファンゾ,ジェシカ] [Fanzo,Jessica]
ジョンズ・ホプキンス大学バーマン生命倫理研究所、同大学ブルームバーグ公衆衛生大学院、同大学ニッツェ高等国際問題研究大学院のブルームバーグ特別教授(世界食料・農業政策および倫理学)。国際食糧政策研究所(IFPRI)、国連栄養常任委員会(UNSCN)、アメリカ合衆国国際開発庁(USAID)、世界銀行、世界保健機関(WHO)、国際連合食糧農業機関(FAO)等のアドバイザーを務める。2012年、人間の長期的な健康のための持続可能な食料と食生活に関する研究で、第1回持続可能な食生活賞(カラッソ財団)を受賞
國井修[クニイオサム]
医師、公衆衛生学修士、医学博士。国立国際医療センター、東京大学大学院専任講師、外務省調査計画課長補佐、長崎大学熱帯医学研究所教授、国連児童基金(UNICEF)、世界エイズ・結核・マラリア対策基金(グローバルファンド)戦略・投資・効果局長を経て、2022年3月よりグローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)のCEO。これまで130カ国以上の感染症対策、母子保健を含む保健医療・栄養改善活動、緊急援助などに従事。1995年TOYP大賞、第54回吉川英治文化賞、第7回ゼロマラリア賞など受賞多数
手島祐子[テシマユウコ]
管理栄養士。大阪市立大学にて栄養学を専攻。病院勤務を経て、青年海外協力隊栄養士隊員としてインドネシアに赴任したのち、アジア経済研究所開発スクール(IDEAS)および東京大学大学院国際地域保健学教室修士課程を修了。現在は株式会社三祐コンサルタンツにて、開発コンサルタントとしてアフリカ・アジア地域の栄養課題解決に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Iwata Kentaro
駒場