出版社内容情報
絵本や文学作品はもとより写真集・辞典・図鑑など約150点を、各界で活躍する48氏のエッセイで紹介。
内容説明
本の夢、子どもたちの夢、そして世界の夢!子どもと子どもの本への愛情にみちた48篇のエッセイの贈りもの…。2000年「子ども読書年」にとどける「本の花束」。
目次
「聴く人」モモが甦らせるもの―『モモ』(ミヒャエル・エンデ)
『数学絵本』の魅力とは―『あおいふうせん』(ミック・インクペン)
「生」の理想として夢みているもの―『長い長いお医者さんの話』(カレル・チャペック)
対話をとおして生と死をみつめる―『ねこはしる』(工藤直子)
いつでもだれでも戻っていい本の世界…―『クマのプーさん』(A.A・ミルン)
子ども時代の「聖書物語」との出会い―『絵でみるこどもとおとなのはじめての聖書』(L・ガリほか)
おとなの分別を洗いながす―『ヒルズ・エンド』(アイバン・サウスオール)
新しいファシズムと人間の尊厳―『空のない星』(レオニー・オソウスキー)
「感じる」ことのかけがえのなさ―『センス・オブ・ワンダー』(レイチェル・カーソン)
教えないで教える―『絵を描く子供たち―メキシコの思い出』(北川民次)〔ほか〕