出版社内容情報
東アジアの極低出生率の原因は何だろうか、何か共通点はあるのか。少子化要因を類型化し、人間性重視の社会編成を提案する。
目次
第1章 日中韓の少子化要因と家族形成の困難
第2章 中国の少子化事情及びその原因
第3章 韓国における家族再生産の危機と少子化
第4章 少子化する東南アジア
第5章 ロシアの少子化と少子化対策
第6章 日中韓三カ国における人口動態と新しい労働社会の到来
第7章 わが国における少子化の進行と地域差の要因
第8章 日本における少子化対策の展開とその財源調達
第9章 台湾における出産・育児と女性就業
第10章 国家プロジェクト「人口」―ロシアは出生率低下にいかに立ち向かっているか
著者等紹介
溝口由己[ミゾグチユウキ]
1966年生まれ。北京大学経済学院博士課程修了、博士(経済学)。現在、新潟大学人文社会科学系経済科学部教授/中国経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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