出版社内容情報
経済のグローバル化は力ある途上国企業の多国籍化をうながした。ブラジルの主要3企業発展の背景に浮かぶ国家と為替相場の役割。
目次
序章 ブラジル多国籍企業の台頭
第1章 分析の枠組み―多国籍企業にみる国家と為替相場の影響
第2章 国家による産業振興の試みとPT政権の経済運営
第3章 民間企業JBSの多国籍化(事例研究1)
第4章 ハイテク型企業エンブラエルの多国籍化(事例研究2)
第5章 資源開発型企業ヴァーレの多国籍化(事例研究3)
第6章 「OLI+SE」の視点からの考察
付録1 ブレッセル‐ペレイラ氏とのインタビュー(要旨)
付録2 アルビクス教授とのインタビュー(要旨)
著者等紹介
松野哲朗[マツノテツロウ]
中央大学国際経営学部兼任講師、神奈川大学外国語学部非常勤講師。博士(学術)。1960年生まれ。1985年東京大学文学部卒業後、日本経済新聞社入社。経済部、国際部等の記者を経てマニラ支局長、静岡支局長、経済解説部などのデスクを歴任。2015年日本経済新聞社退社。筑波大学大学院国際地域研究専攻修士課程修了・修士(地域研究)、東京外国語大学大学院国際社会専攻博士後期課程修了。2018年より参議院企画調整室客員調査員(ODA担当)。2020年より中央大学国際経営学部兼任講師、2021年より神奈川大学外国語学部非常勤講師、現在に至る。日本ブラジル中央協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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