出版社内容情報
コロナ禍で顕在化した医療・公衆衛生、介護保険、保育、雇用、生活保護・年金、社会保障財政の問題を分析し法と政策の課題を示す。
内容説明
コロナ危機によって明らかになった社会保障の制度的脆弱さ、政府の新型コロナへの危機対応とその限界を読み解き、財源問題も含め、コロナ後の社会保障の政策課題と社会保障充実の道筋を示す。
目次
序章 コロナ危機による社会保障の機能不全、そして生存危機
第1章 医療・公衆衛生の法と政策の課題
第2章 介護保険法と介護政策の課題
第3章 保育の法と政策の課題
第4章 雇用保障の法と雇用政策の課題
第5章 生活保護・年金の法と政策の課題
第6章 社会保障財政の法と政策の課題
終章 岐路に立つ日本の社会保障―課題と展望
著者等紹介
伊藤周平[イトウシュウヘイ]
鹿児島大学法文学部教授。専攻は社会保障法。1960年生まれ。主な著書、『介護保険法と権利保障』法律文化社、2008年、日本社会福祉学会学術賞受賞、ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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