出版社内容情報
創設40周年を迎えた日本社会保障法学会が、これまでの学会活動・研究の蓄積を踏まえ、12年ぶりに刊行する学会講座。社会保障法に関する研究を推進し、国民の健康にして文化的な生活の確保に貢献することを目的に、総論的に、憲法や行政・生活保障等を視点に置き、密接な諸学との学際的協働の可能性を探りつつ、社会保障法学の基本的な論点に関する学会活動の現在の到達点を示す。
目次
第1章 社会保障法の目的・理念と体系
第2章 社会保障法と憲法
第3章 社会保障制度の設計主体と実施主体
第4章 生活保障における公私の役割
第5章 社会保障の権利
第6章 社会保障の被保障者
第7章 社会保障の保障方式
第8章 社会保障の給付
第9章 社会保障サービスの提供組織
第10章 社会保障の財政
第11章 社会保障と行政計画
第12章 社会保障における権利擁護・救済
第13章 社会保障と情報
第14章 社会保障法に関連する法領域
第15章 社会保障法に隣接する諸学