出版社内容情報
マティアス・ライマンの米独比較法史および比較法基礎理論の主要業績を克明に検討し、わが国の比較法学への貴重な示唆を得る書。
目次
第1部 序論(現代アメリカ比較法学の病弊と課題;マティアス・ライマンの批判と提言 ほか)
第2部 『歴史法学派とコモン・ロー』覚書(『歴史法学派とコモン・ロー』序論;背景(『歴史法学派とコモン・ロー』第1部) ほか)
第3部 『歴史法学派とコモン・ロー』の周辺(「歴史法学」;「『いろんなものを出して見せれば、何かが誰かの好みに合う』―コモン・ロー世界におけるサヴィニーの翻訳とサヴィニー像」 ほか)
第4部 比較法学の総論的課題(マティアス・ライマンの比較Global Lawyering論;『国際比較法エンサイクロペディア』への貢献 ほか)
第5部 結語
著者等紹介
貝瀬幸雄[カイセユキオ]
立教大学法学部教授。1958年山梨県生まれ。1984年東京大学大学院法学研究科修士課程修了、同大学法学部助手。法政大学、名古屋大学、東北大学を経て、2007年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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