統治機構と対抗権力―代表・統制と憲法秩序をめぐる比較憲法的考察

個数:
電子版価格
¥7,920
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

統治機構と対抗権力―代表・統制と憲法秩序をめぐる比較憲法的考察

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月29日 07時05分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 400p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535526174
  • NDC分類 323.01
  • Cコード C3032

出版社内容情報

今日の西欧の代表民主政では、選挙や国民投票などの制度的回路、デモのような非制度的形態の双方で、既存の議会制の制度的枠組では十分制御しきれない様々な社会的な要求・異議申し立ての表出が見られる。本書は、こうした状況に憲法学の観点から向き合い、統治と並ぶ議会制の構成要素である代表・統制という契機に着目し、両者を包摂する対抗権力という概念を設定することで、議会制の中に散在する「対抗」の諸要素を析出する。次いで、そうした分析で得られた諸要素を比較と歴史という視座から突き合わせ、対抗権力という観点から議会制を再画定する理論を構築するとともに、制度化へのインプリケーションを得ることをめざす。

目次

第1部 統治機構と対抗権力(統治機構と対抗権力―日仏の比較に基づく総論的考察;自律と対抗権力―ケルゼンの民主主義論に即して ほか)
第2部 制度と社会における対抗の現況(コロナ禍におけるフランスの対抗権力・日本の対抗権力;第5共和制下における対抗権力としての議会―2022年6月の国民議会選挙が示したもの ほか)
第3部 各国の議会制と対抗権力(ドイツ・フランスの議会制と対抗権力;フランス議会の対抗権力 ほか)
第4部 憲法秩序と対抗権力―政治部門・司法・市民(アメリカ政治の分極化が連邦最高裁判所に与える影響と司法審査理論の動向に関する序論的考察;フランス議会と憲法院 ほか)

著者等紹介

只野雅人[タダノマサヒト]
一橋大学大学院法学研究科教授

佐々木雅寿[ササキマサトシ]
北海道大学大学院法学研究科教授

木下和朗[キノシタカズアキ]
岡山大学学術研究院法務学域教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。