出版社内容情報
法律時報2017年8月号から1年間連載した企画の書籍化。1ユニットを3号に分割掲載し、これを4セット(=合計12回掲載)繰り返し
た座談会の連載をベースに、書籍化にあたって宍戸教授以下4名の研究者が解題を書き下ろし、1冊にまとめている。「憲法総論(方法論的主題)」、「統治機構」、「人権と司法審査」、再び「憲法総論(憲法史/学説史)」といった4つのテーマ(ユニット)にそれぞれ担当者を立て、その担当者が中心となって、高橋・高見両教授の業績に基づき核となる質問を行い、質疑応答を行っている。
戦後憲法学の理論的支柱を担った両教授の憲法学を訪ね、併せて両教授が歩んだ時代=日本国憲法と憲法学の70年の歩みにフォーカス
し、示唆を求めているが、回顧趣味とは一線を画した瑞々しいクロスジェネレーション企画である。
内容説明
施行から70年を超え、激動の2010年代に刻んだ憲法学の里程標。碩学泰斗の思考に迫る。
目次
第1部(「戦後憲法」が若かった頃;憲法総論その1―理論と方法)
第2部(共通基盤に支えられた論争;統治機構)
第3部(「法学としての憲法学」の多様性;司法権・人権)
第4部(理念と現実の間;憲法総論その2―歴史と学説)
著者等紹介
宍戸常寿[シシドジョウジ]
東京大学教授
林知更[ハヤシトモノブ]
東京大学教授
小島慎司[コジマシンジ]
東京大学教授
西村裕一[ニシムラユウイチ]
北海道大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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