出版社内容情報
これから法を学ぼうとする読者に贈る、珠玉の一冊。法学は、なぜ、いかにして面白いのか。平易に、そして深く、法の世界に誘う。
内容説明
法学は、果てしなく広く、底なしに深い。その全てがおもしろい!幻の名著がパワーアップして帰ってきた!
目次
第1部 基盤的科目―すべての法学徒の必修科目(憲法/自由の砦・政治の矩・この国のかたち;民法/民法の位置づけ、有名論点にみる民法の発展 ほか)
第2部 実践的科目―現実社会の中心的な法領域(行政法/法律に基づく行政、基づかない行政;労働法/産業革命の波に翻弄される法 ほか)
第3部 複眼的科目―法の見方を広げ、法の思考を深める(法哲学/法哲学者はいったいなんの話をしているのか?;法社会学/「社会」を通じて法を捉えるために ほか)
第4部 先端的科目―実務と直結するエキスパートの世界(倒産法/倒産法の現在・過去・未来;租税法/公法・ビジネスロー・立法政策 ほか)
著者等紹介
南野森[ミナミノシゲル]
京都市生まれ。東京大学法学部卒業後、同大学院・パリ第十大学大学院を経て、2002年九州大学法学部助教授、2014年同教授(憲法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takeapple
10
法学の考え方、学び方、概要を知りたいと思って読んだ。それぞれの中堅学者が書いているようでとっても勉強になった。更に挙げられている参考文献を読んでみたい。旧版も名著だと言うので読んでみよう。2022/02/25
hitosapi
0
さまざまな法分野についての導入が集められた本。各分野の概観だけではなく「ここが今話題になっている論点!」のような内容もあり,専門家ならではの視点も知ることが出来る。個人的には刑法に興味が持てた。2021/08/09
check mate
0
可能であれば旧版と読み比べてみるとよいかもしれない。2019/04/21