伊藤真の憲法入門―講義再現版 (第6版)

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伊藤真の憲法入門―講義再現版 (第6版)

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  • サイズ A5判/ページ数 250p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784535523043
  • NDC分類 323.14
  • Cコード C3032

出版社内容情報

施行70年。憲法9条「改正」の動きがある憲法状況を踏まえ、日本国憲法の核心を具体的事例を織り込み解説。定番の入門書を改訂。

内容説明

近時の憲法的論点に言及し、施行70年の節目に新版化!!「憲法を活かすために」という視点から近時の出来事(安保関連法、特定秘密保護法、共謀罪や沖縄辺野古新基地問題など)に言及した「本物の憲法入門書」の最新版。

目次

序章 法律を学ぼう
第1章 憲法総論
第2章 基本的人権
第3章 統治機構
第4章 平和主義の原理
終章 まとめ

著者等紹介

伊藤真[イトウマコト]
1958年東京生まれ。1981年司法試験に合格後、司法試験等の受験指導に携わる。1982年東京大学法学部卒業後、司法研修所入所。1984年弁護士登録。1995年15年間の司法試験等の受験指導のキャリアを活かし、「伊藤真の司法試験塾」(その後、「伊藤塾」に改称)を開塾。伊藤塾以外でも、大学での講義(慶應義塾大学大学院講師を務める)、代々木ゼミナールの教養講座講師、日経ビジネススクール講師、全国各地の司法書士会、税理士会、行政書士会、弁護士会等の研修講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白義

12
憲法を理解する上で、わかりやすく力点がはっきりしていて、しかも過不足なく全体像が理解できると、最良の入門書と言って差し支えないレベルの良書。近代国家の原理は、個人の自由の保護にある。国家が個人の自由を侵害しないために、その国家に対する根本命令として、権力に制限を課した憲法というものがある、という立憲主義の基本をしっかり抑えた上で、最近の動向も踏まえコラムなどで解説しているのですんなりわかるし、細かすぎずこのページ数にしっかりまとめているのも実にいい。また、法学入門と並び、同じシリーズの他の本の基礎でもある2018/05/03

tieckP(ティークP)

6
伊藤真には生まれ持った優れた整理能力と、塾講師として培った情熱で納得させる能力があるのだが、この本は後者ばかりが強く出ている。本書はシリーズもので、このシリーズは基本的には頁数以上の情報を上手く論理立てて伝えてくれる知性が売りだが、本書はその能力が活かせておらず、「読みやすい」と言ってもそれは内容が著者の能力・知識に比して浅いからで、褒められない。伊藤氏は憲法の本を何冊も出していて、それらで既にポップで情熱的な内容を書いているのだから、こちらの法律の手引きのシリーズとしてはもっと深い内容を伝えて欲しい。2020/01/19

朝ですよね

2
憲法の核心は個人の尊重にあるということで、基本的人権の尊重部分の解説が充実していた。社会の自由と多様性が増すと精神と経済は不可分になるだろうから、二重の基準運用はより細かな調整になってくるように思う。2022/05/26

オランジーナ@

2
いい入門書2021/09/06

のら

2
憲法は個人を尊重し個人の尊厳を守ることを根本価値とする。国会や司法等の統治機構はそれを守るための手段である、という憲法理解は分かりやすい。その姿勢が本書全体を貫いている。ただ、著者の左派イデオロギーが割と強めに出ており、憲法入門書としてはややバランスを欠く印象。2021/07/11

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