出版社内容情報
2001年に制定された「文化芸術振興基本法」は、2017年の改正により「振興」の2文字が消え、「文化芸術基本法」となりました。
かつて、アートはあくまで「振興」されるべき対象でした。文化や芸術は、放っておけば消えてしまうかもしれない、弱くて貴いものという前提があったのです。しかし法改正により、この構図は大きく更新されました。アートは単に保護されるものではなく、社会のさまざまな領域と結びつき、社会を支えるものとして位置づけられるようになったのです。
一方で、「アートにかかわる仕事に就きたい」と考える人にとって、どのような選択肢があるのかは分かりにくいのが現状です。「アートの仕事」と聞くと、多くの人がまず思い浮かべるのは、作品をつくるアーティストや、美術館で働く学芸員でしょう。しかし、アートが社会に届くまでには、実は想像以上に多くの仕事が介在しています。
本書は、そんな「アートの仕事」を紹介する実践的な「仕事地図」として、多様な職種や現場のリアルをお伝えします。
アートにかかわりたい人、自分らしい働き方を模索する人におすすめしたい一冊です。
【目次】
内容説明
芸術を「守る」から「活かす」時代へ。この20年で激変した現場のリアル。
目次
序章 アートの仕事に出会う
第1章 広がるアートの仕事地図
第2章 仕事の特徴から探す
第3章 場所から探す―働く場所と仕事のモデル
第4章 キャリアモデルから探す「アートの仕事」
第5章 ビジネスの中でアートを活かす
終章 アートの仕事地図の使い方
著者等紹介
高山健太郎[タカヤマケンタロウ]
株式会社artness代表取締役。1982年大阪市生まれ。2004年、香川県・直島の地中美術館開館を控えたボランティアからキャリアをスタート。その後、公益財団法人福武財団にて、直島、豊島、犬島での美術館新設や瀬戸内国際芸術祭に携わる。2013年からは金沢市へ移り、株式会社Noeticaの創業ディレクターとして、工芸の国際化や市場づくりに8年間携わる。コロナ禍を機に、アート業界の働き方やキャリア形成の課題を痛感し、次世代によりよい創造環境を手渡すべく、2021年に株式会社artnessを創業。現在は、日本発のアート業界特化型ジョブフェア「ART JOB FAIR」、京都で開催する文化の仕事に特化したジョブフェア 「CULTURAL JOB FAIR」を手がける。20年以上にわたるアートの現場経験と、アートワーカーのキャリア支援の両面から、アートと社会をつなぐプロデューサーとして活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



