弁護士っておもしろい!

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  • サイズ B6判/ページ数 305p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535522862
  • NDC分類 327.14
  • Cコード C3032

出版社内容情報

困難に直面する人々に寄り添い、権利救済とそのための制度改革に奮闘する、様々な「マチ弁」(=町の弁護士)たちの実践の記録。

内容説明

今日もどこかで、誰かのために奮闘する「マチ弁」たちの、さまざまな実践の記録。「苦しくきつい面もある、でも創造的でおもしろい!」

目次

新しい時代と社会に求められる「新しい弁護士像」
第1部 一人ひとりの権利を守り、切り拓く(子どもシェルターの活動―カリヨン子どもセンターの現場から;司法と福祉の狭間―罪に問われた障害者 ほか)
第2部 仕組みを作り、広げていく(裁判員裁判がもたらしたもの;声なき声を発見する―地域の法的支援ネットワーク ほか)
他者に触れる仕事

著者等紹介

石田武臣[イシダタケオミ]
弁護士(20期東京弁護士会)。東池袋法律事務所。早稲田高校64回卒。元東京パブリック法律事務所所長。東京弁護士会公設事務所運営委員会

寺町東子[テラマチトウコ]
弁護士(46期東京弁護士会)。東京きぼう法律事務所。社会福祉士。一般社団法人子ども安全計画研究所副代表理事。赤ちゃんの急死を考える会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サトシ@朝練ファイト

25
使命感、正義感にあふれると言っていいのか、決してスーパーマンではなく寄り添うように弱い立場の側に立つという雰囲気。瀬木氏、木谷氏、裁判官ネットワークの対比も分かりやすく的を得ていると思う。2018/02/10

西澤 隆

3
先日当地を離れられた小出薫弁護士が紹介されている一冊。弁護士のいないまちにやってきて、市内の登録弁護士は自分ひとり。弁護士の力を借りるということをまったく身近に感じていない人たちとのやりとりを「どっぷり地域に浸っていろんなひとと友だちになる」ことでやりきった彼は、法律家というより「地域を面白くしてくれる貴重なクロスオーバーポイントのひとつ」として多くの人に認識されていたように思います。毎年夏にやっている劇団有志のお化け屋敷イベントがCOVID-19でできない年にかわりにやった朗読劇での鬼の姿、思い出すなあ2023/07/27

梨里

0
法テラスや東パブ、司法制度改革の歴史が垣間見れる。それぞれの筆者のお話も熱い想いを感じることができ、おもしろい。個人の事件をどのように社会の変革につなげるかという具体的な話も載っている。弁護士になりたいなと思える本だと思う。 SNSを見ていると法テラス批判や公設事務所批判をよく見かけるが、現在外部からどこまでそもそもの制度趣旨が共有され、その実績が評価されているのだろう。それとも、現在は状況が変わりつつあるのか。わからない。2023/08/17

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